Match Race Germany.

　今週のこうたんはドイツへ行き

　マッチレースのワールドツアーである

　Match Race Germany　にアンパイアとして参加してきました。

　まだ、インターナショナルアンパイアへの修行中の身としては

　これは、願ってもない大きなチャンス。

　いろいろな人のサポートを得て

　ビッグチャンスを掴むことができました。

　５月２１日から２５日までの五日間。

　ボーデン湖、ランゲナーゲンの美しい景観の中

　世界のトップセーラーのアンパイアをすると言う

　貴重な経験を積んでくることができました。

　それにしても、ここは絶景。

　ドイツ、スイス、オーストリアの

　三つの国またがる湖の背景には

　冠雪のアルプスの山々が見えます。

　まるで写真か絵画のよう。

　いつにない感動に包まれる、

　素晴らしいドイツでの数日間でした。

アンパイアチーム。

　ワールドマッチレースツアーのアンパイアですから

　国際色豊か、かつ、もちろん、

　そのレベルも高いのであります。

　今回は、エストニアのプリートがチーフアンパイア。

　それをサポートするのは、

　フランスから、ジャンピエール（ＪＰ）とアーノルド。

　ドイツから、マーティン、シギーとハイコ。

　スロベニアからアンドラーゼ。

　いやはや、ワールドツアーのマッチに

　アンパイアチームで参加できるなんて

　本当に光栄だと思います。

　写真は、最終日の前に、

　アンパイア全員でリンダウの街へ観光に行った時のもの。

　翌日の最終日は決勝マッチなのですが

　残り最大５フライトとなり、少しだけほっとしている

　アンパイアの表情なのであります。

優勝のトミスラフ・バシッチと。

　今回のマッチレースジャーマニーで

　見事優勝を飾ったのは、

　クロアチアのトミスラフ・バシッチ選手。

　３勝先取の準決勝では、

　ニュージーランドの若きジャーウッド選手に

　２勝の先取を許し

　万事休したかと思いきや

　そこから３連勝で決勝へ進出。

　決勝では、有利な左海面を徹底的に奪い取り

　食い下がるモーニン選手を３連勝で退けました。

　因みに、バシッチ選手は

　９７年に、ニッポンカップで葉山に来たことがあります。

　その際に、ペナルティを奪ったのが、我らが二宮チーム。

　もう１７年も前の話ですが、バシッチ選手は

　それをよく覚えてくれていました。

　その話で盛り上がって、２ショット。

　これがあるからヨットは楽しい。

　バシッチ選手。

　本当に優勝おめでとう！！