2016 J/24 Class World Championship in Wakayama

　Photo by Sachiko Fukusumi


　今週のこうたんは、

　Ｊ／２４の世界選手権和歌山大会に

　メディアチームとして参加してきました。

　レース日程は、１９日から２３日までの５日間

　７ヵ国から参加の全４１艇が、

　熾烈な覇権争いを繰り広げました。

　いっときの盛況ぶりからすると、

　やや落ち着いた感のあるＪ／２４クラスですが、

　世界選手権となると、様相が変わります。

　微風、軽風の穏やかなコンディション下でも

　そのセーリングシーンは、壮観です。

　こうたんもメディアボートに乗りながら

　そのエキサイティングな戦いを観戦してきました。

優勝の 「JJOne」（Daniel Frost）。

　今回の世界選手権の優勝者は

　ドイツからやってきた若手チーム

　「JJOne」（Daniel Frost）だったのであります。

　シフティな微風、軽風。

　しかも潮流もあり、難解な海面を

　海外からやってきたチームが

　実にコンスタントな成績で走りきり

　見事、世界チャンピオンの栄冠を勝ち取りました。

　日本人チャンピオンが生まれなかったのは残念でしたが

　２位、３位に日本選手が入り、かつ

　５位に全員女子の「Kanaloa」（藤井麗）が入賞したことは

　日本Ｊ／２４の歴史に残る、大殊勲だと思います。

　なお、成績は、以下。

　http://www.wakayama-sailing.org/j24/2016J24_World_result.pdf

メディアチームの晩飯。

　写真は、今回のメディアチームの宴会シーン。

　左から、ビデオカメラマンの中島カズさん、

　今回は舵誌の取材でやってきた高槻さん、

　そして、バルクヘッドマガジンの平井編集長。

　この日のたくさんの仕事を済ませた後、

　宿泊ホテルである、ガーデンホテルはやしから徒歩１分

　お好み焼き屋と言うのか、なんでも屋と言うのか、へ行き

　ビールを飲みながら、そして

　晩飯を頬張りながら、世界選手権の情報共有と

　ヨット界の多くのことを語り合いました。

　もちろん日中は、このメンバーが

　二手に分かれてボートに乗り

　選手権の取材に勤しんだのであります。

　ほんっと、充実した素晴らしい１週間になりました。

　これがあるから、やめられない

　ヨットのお仕事なのであります。